体験講義

第1回体験講義

体験講義を開催1

マウナロア・パイロット・アカデミーでは、9月開校に先立ち、去る8月29日と9月1日の両日、講座受講希望者およびライセンサーズ倶楽部入会希望者の皆様を対象として体験講義を、3回に分けて開催いたしました。

実際の講義のイントロダクションとして「航空力学の基礎(航空機はどうして飛ぶのか)」の最新解説講義のほか、ハワイ訓練校マウナロア・ヘリコプター校長のベン・フォウツ、同チーフ・フライトインストラクターの佐藤耕司を招いて「マウナロア・ヘリコプター社のご紹介」「ハワイ島でのフライト」「職業パイロットになるには」「トレーニングこぼれ話」など、日常では知ることのできないプロフェッショナル・パイロットのナマの声を、参加者の皆様にお聞きいただきました。

体験講義を開催2

職業パイロットを初めて志す初心者の方、すでに自家用ライセンスを取得済みでこれから事業用ライセンスの取得を目指そうとされている方、学習と訓練地の変更を考えていらっしゃる方、海外での語学留学をお考えの方など、さまざまな目的の方それぞれに有意義な講義だったと考えています。年齢的にも、現役大学在学生からサラリーマン、会社経営者まで幅広く参加いただきました。

初回ということもあり、参加者数はそれほど多くありませんでしたが、以下に参加者の皆様がベンおよび佐藤耕司と交わした対話をご紹介します。

Question & Answer

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Q.ハワイ島の気候はトレーニングに適しているのですか?

最適と言えます。ハワイ校のあるコナ国際空港はハワイ島の西海岸に位置し、一年を通じて気候が安定している、世界でも稀な地域です。

開校以来、トレーニングをキャンセルしなければならなかった日は数えるほどしかありません。つまり、天候に悩まされることなく訓練を短期間で修了することができるのです。

Q.風が強いと聞いていますが

コナ空港近辺の風は常時7~15ノットで、決して強い風が吹いているとは言えません。むしろ弱いと言ってもいいくらいです。

基礎トレーニングには影響を与えません。クロスカントリーに出ると30ノットの強風を受ける可能性がありますが、この風を受けるのは機体が安定しているクルージング中ですから、これも操縦には大きな影響を与えません。

Q.10ノット以上の風は初心者には危険という理由から、基礎トレーニングを中止するスクールが多く存在すると聞いていますが

それはインストラクターの技量によるもので、10ノットの風が危険だと言うことではありません。それに10ノット以上の風で飛べないような技量では、たとえライセンスを取得できたとしても実践で飛ぶ技能を身に付けたとは言えません。加えて、ハワイ島には世界に存在する11気候のうち9つが存在し、さらに高地、渓谷、オフショア(海)と地形もバラエティに富んでいます。

トレーニングの進捗にしたがって難度の高い飛行および気象条件を選択することも可能ですので、プロフェッショナルを目指す方にとってこれ以上のトレーニング環境は他に存在しないと言えます。

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Q.コナ空港の航空管制は難しいですか?

国際空港とはいえ交通量はそれほどでもありませんから、ATC(航空交話)で困ることはありません。一方で、便数は少ないですが国際線が乗り入れていますから、ATCは正確に行うことが要求されています。

初心者が基礎から短期間で高レベルに達するためには、非常に適した航空管制と言えます。

Q.ホノルル国際空港では、もっと有益なATC訓練が受けられるのではないですか?

おっしゃるとりですが、ホノルル空港は非常に交通量が多く、ジェット機などをやり過ごすためのホールド(待機)時間がいたずらに長くなってしまい、肝心のフライトトレーニングを満足に受けることができません。

メリットとデメリットのバランスを考慮すればコナ空港でのトレーニングをお勧めします。

Q.プロフェッショナル・パイロットになるまでにはどのような過程を辿るのですか?

米国では、まずはフライトインストラクターになることです。ハワイ校では計器飛行(IFR)教育証明を兼ね備えたフライトインストラクターになれば就業の可能性があります。

フライトインストラクターになるとインストラクションを行いながら、つまりお金をもらいながら飛行時間を稼ぐことができます。フライトインストラクターをしながら、次の就業先を探すのです。

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Q.ハワイ校の実績は?

米国内ではアラスカのツアーおよびレスキューを請け負っている運航会社やルイジアナのオイルリグ、海外ではカナダ、オーストラリア、ドバイというように世界中にパイロットを輩出しています。

すでにハワイ校の卒業生の技量の高さは有名になっており、募集のある運航会社にハワイ校から推薦状を出してもらえば、面接を受けられないところはないと言っていいでしょう。

現在では生徒の半数は外国人(日本人を含む)です。多くは実績を積み上げて、またハワイの地に戻ってきますけどね。

Q.軍隊出身のパイロットと就業機会を争うことになった場合、技量面で劣るようなことはありませんか?

現在、軍出身のパイロットを無条件で採用している運航会社はほとんどありません。彼らはパッセンジャーに安心や満足を与えられるような操縦訓練を受けていないので、運航会社側がその操縦技能を修正しなければならないのです。

そんな手間を掛けるよりも民間スクールでライセンスを取得してインストラクター経験を積んだ者を採用するほうが運航会社にとってはメリットが大きいのです。ご指摘のような心配は無用です。

Q.日本人でも就業機会はあるのですか?

ハワイ校でインストラクターとして採用されれば、学生ビザのまま最長6ヶ月間就労することができます。そのあいだに労働ビザを発給してくれるような運航会社を見つけられれば、米国でのパイロットの道が拓けます。

これは非常に難しいのですが、そのための協力は惜しみません。米国のほかにもカナダなどビザ発給条件が比較的ゆるい国の運航会社についても、就労の機会を一緒に探すようにしています。

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Q.英語の能力はどの程度必要ですか?

米国民と同等とは言いませんが、日常会話においてまったく支障がない水準の英語能力は必要です。これは本人の努力次第で、訓練課程で身に付いていくのではないでしょうか。

Q.身体が弱くても航空身体検査は通るのでしょうか?

パイロットは何も屈強である必要はありません。病院に通院しなければ日常生活をすることができないとか、極度な色盲であるとかでなければ、五体満足である限り大丈夫ですよ。

不安な方は、東京校がご紹介する医院で事前に航空身体検査を受けることができます。

Q.就業に年齢は関係ありますか?

日本ほどではありません。米国では、年齢よりも飛行時間や技能、人間的な適性のほうが重視されます。

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Q.卒業後に機体をレンタルしてファンフライトをすることはできますか?

もちろんです!

Q.コナ周辺での生活はどんな感じですか?

物価については、食品を除いて東京と同じです。

空港に近い住宅地は非常に人気が高く、3LDKの家賃は3,000ドル/月以上で、通常3人でシェアすると一人当たり1,000ドル/月ほど掛かります。空港から15分ほどのコナ市街では同じくらいの広さで2,000ドル/月のところもあります。マウナロアのアパートは空港近隣の住宅地にあるバルコニー付きの3LDKです。

スーパーでの食品物価は東京のおよそ半値、お米も安く購入できます。醤油などの日本の調味料やインスタント食品も手軽に入手できます。ですから、外食を抑えて自炊をすれば、一日当たりの食費は5~10ドルで十分です。

アパートには炊飯器もあればトースターもありますし、鍋や箸まで常備してあります。ちなみにハワイ校ではコーヒーと水は飲み放題ですよ。

Q.自動車は必要ですか?

自動車かバイクは必要です。バイクは日本でいう原チャリで結構です。

コナ市街では中古を1,500ドルくらいで購入でき、帰国するときに1,000ドルくらいで売却できます。ハワイ校を卒業していく生徒から購入することもできます。買い物はもちろん、ビーチへ出掛けたり観光に出掛けるのにも便利です。

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Q.気候は?

コナ空港近辺は年間を通じて日中28~32℃、夜は18~23℃くらいでしょうか。

マウナロアのアパートは山の傾斜地にありますから夜は15℃を下回ることもしばしばです。午前中はほとんど雨が降りません。山沿いでは午後になるといつも雨が降りますが、空港近辺はほとんど降りません。

Q.日系人が多いので英語の勉強には不都合なのでは?

在住の日系人はすでに3世代目、4世代目になっていますので、日本語を話せません。日本人に対する理解は深いものがありますが、日常で使用する言葉は英語です。

日系人でなくても、ハワイは観光で成り立っているので、たどたどしい英語を話す日本人にはとても寛容です。臆することなく英語で話しかけることができますから、英会話練習の実践の地としては最適と言ってもいいのではないでしょうか。

Q.訓練以外のアクティビティは何がありますか?

お金がないときはビーチでのんびり、かな(笑)。

シュノーケリング、スキューバ、ドライブ、カヌー、乗馬、観光、などなど数え上げたらキリがありません。

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